無風換算

風速・標高補正モデル

100m と 200m の記録を、無風・海抜0m相当の推定タイムとして扱うための前提。

対象

rikuDATA の無風換算は、屋外 100m と 200m の実測タイムを、無風・海抜0m相当の推定タイムとして見やすくするための機能です。風速は追い風を正、向かい風を負として扱います。

100m のモデル

100m は J. R. Mureika による 100m の風速・標高補正式を使います。実測タイムを T、風速を w、標高を H とし、次の式で無風・海抜0m相当のタイムを求めます。

T0 = T(1.027 - 0.027e-0.000125H(1 - wT / 100)2)

追い風では換算タイムが実測より遅くなり、向かい風では実測より速い参考値になります。

200m のモデル

200m は、100m と同じ式ではなく、Mureika の 200m モデルをもとにしたレーン別の多項式係数を使います。200m は前半が曲走路で、同じ公式風速でもレーンや風向の影響が変わるためです。

rikuDATA では、入力されたタイムから係数タイプを自動で選び、1〜8レーンの係数で風速・標高補正量を計算します。レーンを指定しない場合は 4レーンを既定値にします。

有効範囲

目安として、風速は -5〜+5m/s、標高は 0〜約2300m の範囲を想定しています。この範囲を外れても数値として計算できる場合は結果を表示しますが、画面上で参考値として警告します。

結果の扱い

表示する値はモデルによる推定値であり、公式記録ではありません。競技会の記録、ランキング、資格記録としての扱いは、各大会・団体の規則に従ってください。

出典

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